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総合プロデューサー林 朋彦です!

夏になって明るくされたい高校生、大学生、実習が終わった専門学生、就職活動が終わった方、それらに関係のない社会人の方など、「夏だから」

ってお客様、明るくされに来る方が非常に多いです!ありがとうございます!

中でもグレージュは今だに人気のカラーになります。出来る限り明るい方が透明感が出ますのでオーダーいただくときに10レベル以上はあった方が思ったグレージュになりやすいかと思います。

ハイライトで部分的に明るくして全体の印象を明るくして色を全体に入れるパターン、バレイヤ―ジュ、グラデーション(根元から毛先など、わざとムラ感を作って髪に動きを出す)のが今の主流ですのでチャレンジしてみてください。

この時期になると、最近黒染めをされていて、上のようなグレージュにされたいとおっしゃるお客様が多いのですが、、、

ブリーチしないと出来ませんとお断りしてます。

グレージュを例に美容室での頼み方について簡単に文章にしたいと思います。

カラーに対しての考え方を知っておいてもらうと、美容室で担当スタッフに相談した時お断りされることもなく、お客様も残念な気持ちにならなくなると思いますので少しここで勉強しましょう!

黒染めカラーはどんな色素が入っているかというと、メーカーによって誤差はあります。基本的には赤茶の色素が濃いとは思いますが、それに青が入っていたりでカラー剤の中身、髪の中の色素感が想像できにくく、僕ら美容師でもわからないのが現状です。

なので色味を求める色に傾けていくこと自体が難しいんです。想像でしかカラー剤を調合することが出来ないのと色素がかなり濃いので赤味を消す色をぶつけたところで色素は取れても明度が明るくはなりません。

そこでいつもやるのが「ブリーチ」ですよね。

ブリーチは日本人が持つ赤のメラニン色素をしっかりと抜いてくれるので、色相環図でいうと黄色に傾きます。ブリーチも繰り返していくとオレンジ、黄色、白と変化していくので、色の中では一番、白いベースづくりが作ることが出来ます。ブリーチを全体にして綺麗にリセットすることで、思ったようなカラーが出せることが出来ます。なのでいろいろな鮮やかな色が作りやすいということになります。

下に反対色と書いてあると思うのですが、反対色をカラーしていくことによって、色を打ち消しあうのです。つまり真ん中のニュートラル部分がグレイになります。

色を打ち消しあうと明度(明るさ)が落ちます。なので出来る限り明度を明るくしておくことで、透明感のあるカラーが作り出せるわけです。

黒染めを例にしましたが、他にもピンクの髪をブルーアッシュにして欲しいとか、真逆に持っていくようなカラーというのは黒染め同様1回では難しいのです。

きれいに仕上げようと思ったら2,3回くらいで完成していただくくらいの余裕を頂きたいくらいです。それでもその時その色にしたいというのが女性やお客様の気持ちというのも美容師として重々承知しております。

傷めたくない、暗くなりたくない、と言われると上記のような説明をさせて頂いております。

お客様が求めるカラー、僕らが考える出来るカラーにはたまにこのような誤差が生まれます。その時出来るカラーを一緒に考えさせていただきますので是非一度ご相談ください。

 

皆様のご来店お待ちしております!

 

総合プロデューサー  林 朋彦

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